ユーザーの可処分時間の総和は増えていく

ユーザーの時間を奪おう。

消費者が自分のために使う時間、
つまり可処分時間の奪い合いが始まっています。

今までその筆頭だったテレビ、音楽コンテンツ、雑誌などから、
ウェブメディア、スマホアプリなどがそこに加わり、
真っ赤なオーシャンを形成しているのです。

最近、電車や街中で観察してみて思うのが、
みんなほんとーにスマホを見るようになったなぁということ。

5年前はまだガラケーが多かった。
ガラケーではできることが少ないので、
メールとかサイトをちょっとみて終わりとかそんなもん。
街中で開いても延々と見られることは少なかった。
主観だけど。

最近、スマホが浸透して、
スマホを見ていない人を探すのが厳しいくらいスマホを見ています。

電車の中では本を読む人もまだ結構みかけますけどね。
でもスマホが圧倒的ですね。

そのスマホでなにを見ているかといえば、横からチラ見えする限りでは、
これがもう圧倒的にLINE。

小さな小学生も、課長っぽい感じのスーツの男性もLINE。

次がゲームかな。

意外な事に、FacebookやTwitterなどを見ている人はほとんど見かけません。
私が都内の街中や電車で見かけた人たちなので、
当然偏りはありましょうが、
消費者の可処分時間を最も奪っているであろうサービスが断トツでLINEというのは、
ここ最近のLINEの躍進からも一つの仮説としてそう的外れではなかろうと思うのです。

思うに、GoogleやYahooが消費者の可処分時間を奪おう、
なるべく長く自分達のプラットホームに引き込もうとするのも理解できます。

でも、1日の中で検索にかける時間などほんの数分とか10分くらいがせいぜいじゃないでしょうか。

だから検索の先にある我々のサイトは、
少しでも検索ユーザーの可処分時間を奪えるような仕掛けを持っていられると理想です。

いまやテレビも雑誌も音楽もウェブサイトもスマホアプリも、
あらゆるものがもはや可処分時間というある種の市場を獲りに行く競合同士なのです。

テレビ見ながら紹介されたお店をスマホで検索して、さらにCMの合間にゲームとかやるのが普通ですし、
その間にLINEが来たら返すし、ウェブサイトも複数のタブを常に開きっぱなしだし。

どんどん時間を使う対象は増えますし、平行稼動するようになります。
ながら行為が増えるのは間違いないです。
ウェアラブル端末が充実してくればもっとそうなります。

今まで「ながらスマホ」をするのは危険と言われた歩行時や運転時なども、
カーナビやウェアラブルの多様化、高性能化によってより安全にできるようになるでしょう。

さらには端末の高性能化により、もはや睡眠時や出産前の胎児ですら、可処分時間としてカウントできる…かも知れません。笑
いや、結構ありえると思うのですよ。10年後とかには。

さてそうなると当然ですが、可処分時間の総和は増えますよね。
今も5年前とか10年前と比べると増えているはずです。
昔は食事中にせいぜいテレビをつけるくらいだったと思います。
歩いている途中に本を読んだり携帯を見たりする事もまあ、ほとんどやらなかったと。

ですがいま、可処分時間の総和は間違いなく「ながら」のおかげで増えています。
そして供給されるコンテンツも増えていますよね。

だから今、コンテンツの供給過剰という事態も起こっています。
もはや「無料の情報」であれ「無料の音楽コンテンツ」であれ、
自分が興味のないものは欲しくない、という人が多いと思います。

ではこのユーザーの可処分時間の奪い合いをどう制するか?

一つの解として、強烈にユーザーをつなぎとめておくコミュニティを形成してしまうことが有効なのではと思います。

コミュニティの作り方は何でも良いです。
定期的な勉強会でもイベントでも、メルマガでも、Twitterでも。
もちろん、そこに魅力的なコンテンツや強烈なキャラクターがいないといけない。

今なら、これだけLINEが人の可処分時間を奪う可能性の高いツールである以上、
LINE@とかを試してみてもいいかも知れませんね。

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