MFI(モバイルファーストインデックス)って何したらいいの?対策まとめ




MFI(モバイルファーストインデックス)の対策は進んでいるだろうか?

MFIのスタートは早くとも2018年以降になるらしいし、
システムの完全な以降は4-5年後になる見込みとの事だ。

だがそれでもすでにモバイルからのトラフィックが大半を占めており、
その対策をどのみちしないといけない。

さらに着実に水面下でGoogleはMFIの準備を進めており、
遠くない将来、ある日突然MFIはスタートする。

という現状がありながら、
モバイルファーストインデックスへの対策を完璧にできているサイトはまだまだ少ない。
まず、MFIの対策がほぼ必要ないサイトはどのようなものだろうか?

最強はレスポンシブウェブデザイン

MFIへの対策で最も楽で最強なのは、レスポンシブウェブデザインである。
なぜならMFI施行時にGoogleが問題視するであろう要素の一つが、コンテンツのギャップだからだ。

PC向けページとスマホ向けページではコンテンツに差のあるサイトが多い。
これはデバイスの画面サイズの差に起因するもので、
PC画面で表示していた多数の要素を、
スマホ向けページではそぎ落とすか、隠すかしないといけない。
つまりスマホ向けページのコンテンツはPCのそれに比べ、減らされがちなのである。

そのためスマホ向けのサイトが優先的にインデックスされると、
そっちの評価が優先される、つまり少ないコンテンツであるとしてGoogleに認識されてしまう。

レスポンシブウェブデザインはこのコンテンツのギャップを楽に埋めてくれる。
1つのソースをデバイスによって表示の仕方を変えるため、
PC向けページであれスマホ向けページであれ、Googleの認識の差が無い。

ちなみにレスポンシブのMFI上の利点はほかにもあって、
MFIで大きな問題になると目される内部リンクや外部リンクも、
1つのURLで管理するレスポンシブなら差はゼロだ。

上記の点から、モバイルファーストインデックス向けにレスポンシブウェブデザインは非常におすすめだ。

モバイルファーストインデックス対策のためのチェックリスト

  1. そもそもスマホ向けページがあるか
  2. PC向けページとスマホ向けページのコンテンツに差が無いか
  3. 内部リンクの差が無いか
  4. 外部リンクの差が無いか
  5. PC向けページとスマホ向けページ間のアノテーションができているか

一つずつ見ていこう。

1.そもそもスマホ向けページがあるか

スマホ向けページを作成しよう。
すでにスマホからのアクセスが大半を占めるサイトばかりだ。
PC向けページのままではあなたのサイトは使ってもらえない。
直帰率もとても高いだろう。MFI以前に機会損失である。

で、スマホ向けページを作成することになったら、
上にも書いた通り、レスポンシブウェブデザインを強くお勧めする
理由はMFI施行時にGoogleがPC/スマホ向けページ両方を紐づける必要がないのと、
サイト管理者にとっての管理の簡単さがあるからだ。
(RWDは1ソース、1URLなのでPC向け、スマホ向けとわざわざ2ページを管理運用する必要がない)

2.PC向けページとスマホ向けページのコンテンツに差が無いか

もしあなたのサイトがレスポンシブウェブデザインではなく、
PC向け・スマホ向けページを1枚ずつ用意していたら、
Googleが懸念するのは、「PC向け・スマホ向けページに差がないか」という事だ。
特にメインコンテンツの省略は要注意。

これはWikipediaを見ればわかりやすい。

WikipediaはPC版ページでは全てのコンテンツが表示されているが、スマホ版ページではアコーディオンになって隠れている。
ポイントは、このスマホ版ページの隠れたコンテンツにGoogleが気付けるかだ。

こう言ったコンテンツを隠す場合はCSSやJavaScriptで隠していることが多い。

仮にGoogleがそう言ったCSSやJavaScriptを読み取れない場合、
スマホ版ページの隠れているコンテンツはGoogleにとって存在しない事になる。

つまりモバイルファーストインデックスへと切り替わった場合、
Googleはスマホ版ページを先にインデックスするため、
コンテンツの少ないページであると認識されてしまう。

先日のSMXでは、
「GoogleはCSSは読み取れてもJavaScriptは読み取れない」
と言う発言があったようだが、
これは以前から言われて来たことでもある。

スマホ版ページでコンテンツを隠す事はUX上必要となる場合も多いから、
CSS > JavaScriptと言う傾向に倣えば、
スマホ版ページでコンテンツを隠す際はせめてCSSを使う方が良いと言う結論に現状なる。

3.内部リンクの差が無いか

これはPC版ページに設置してある内部リンクを、
スマホ版ページで省略しない方が良いと言うものだ。

やはりUX上、スマホの狭い画面でリンクが沢山あってもうっとおしい場合もあるし、ある程度省略することも必要だろう。

しかしその場合、スマホ版ページだけいくつかのリンクを消すと言うようなことをやってしまうと、
スマホ版ページを先にインデックスするMFIに切り替わった時に、
どうしても内部リンクが少なくカウントされてしまい、
複数のキーワードの検索順位が下がってしまう可能性がある。

従って、内部リンクはスマホ版ページでもなるべく全て残しつつCSSで見えなくする、と言うのが現状の推奨策だ。

4.外部リンクの差が無いか

外部リンクの差と言うのもモバイルファーストインデックスに切り替わった際に検索順位を下げてしまいうる要因の1つだ。

これはPC版ページとスマホ版ページの紐付け(アノテーション)ができていない場合に起こる。

仮にPC版ページに100万本の被リンクが付いていて、スマホ版ページへの被リンクがゼロだったとする。

そのPC版ページとスマホ版ページのアノテーションを出来ていなければ、
MFIに切り替わった際にはスマホ版ページの方をインデックスするから、
そのページの被リンクはゼロと認識されてしまい、
検索順位が大きくさがってしまいかねない。

これを防ぐためのアノテーションだが、
簡単に設定方法を紹介したい。
(www有り無しや/index.html有り無しはないものとする)

5.PC向けページとスマホ向けページ間のアノテーションができているか

アノテーションとはシンプルに言えば、内容の同じウェブページがPC版ページとスマホ版ページで分かれている場合に、
それぞれが対(つい)であることをGoogleに明確に示す有効な手段である。
これを行う事で、スマホの検索結果でPC版ページが間違って表示されてしまう事がなくなる。

またモバイルファーストインデックスに切り替わった時に、
上に書いたようにPC版ページとモバイル版ページの被リンクの差が非常に大きかったとしても、
検索エンジンは問題なくPC版ページのリンクもスマホ版ページのリンクも、
一つのページへの被リンクとして理解してくれる(はず)。
だからMFIでも引き続きこのアノテーションは重要だ。

設定方法を簡単に書いたのでぜひ覚えて貰いたい。

PC版ページが https://www.example.com/ 、
スマホ版ページが https://www.example.com/m/ だとしよう。

PC向けページの設定

URL例:https://www.example.com/ とする。

  1. headセクション内に以下のソースコードを記述する。
  2. UAがスマホデバイスからのアクセスは全て https://www.example.com/m/ へ301リダイレクトで転送する

スマホ向けページの設定

URL例:https://www.example.com/m/ とする。

  1. headセクション内に以下のソースコードを記述する。
  2. UAがPCからのアクセスは全て https://www.example.com/ へ301リダイレクトで転送する

以上はトップページの例だが、
これだけでも取り合えず最低限、各ページに設定してPC版ページとスマホ版ページを紐づけよう。




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