SEOに必要なのは詳細な分析とかレポートではない




大量のレポートを読み込みたい人なんていないのです。

SEO会社の中には詳細な分析、レポートをこれでもかと出す、
サービス精神旺盛な会社が何社かあります。

またインハウス(社内)SEO担当者の中にも、
社内報告用に資料を大量に提出する人がいます。

恐ろしいのは、そういった分析の深掘りが自分の付加価値だと誤認してしまうこと。
なんか、量をこなすと時間もかかるし、
自分がいかにも仕事している錯覚に陥りますからね。

もちろん深く分析することは大事なのだが、
サイト改善のために、何が課題で、
どう行動するとどれだけ儲かるのか、
それをシンプルに示すまでが価値なのです。
あとはそのPDCAを淡々とまわすのみ。

データだけ、レポートだけ出して終わる人は、
そこで価値が止まるんです。

当たり前のことのように聞こえますが、
本当にレポーティングで終わる人はかなりいる。

私も若い頃は、大量のデータを元に複雑な分析を行い、
そのレポーティングをする事がSEO担当者の至高とばかりに思っていた日々がありました。
俺がんばってる、とか思っていました。

でもそれでそのサイト、会社って儲かるの?と考えると、
全然売り上げが上がっていなかったんですよ。

別に修正したって大してトラフィックの来ないようなページの分析とかしたりして、
社内に分厚くて難解なレポート出したりして。

それで一日終わるし、夜のビールも頑張った自分へのご褒美的な感じで、
とにかく悦に入っておりました。

あと上司にほめられるんですよね。
なんか複雑なことやってると。

コンサル先のお客さんにも、シンプルにまとめたPPT10枚ぐらいの資料だけ持参するより、
「お土産資料」とか言って50枚ぐらいの複雑怪奇なレポートを出すと喜ばれたり、
上司からも「お客さんはああ言うのが嬉しいんだ」みたいな謎のほめ言葉を頂いたり。

全然売れねえから、そんな事やってても。

大事なのはサイトのPDCAをまわし、インサイトを蓄えながら、
サイトの売り上げを上げるところまでがSEO担当者のやるべき仕事なんです。




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