音声検索トラフィックがやはり伸びている。Google Analyticsで推計してみた。




Google Analytics 07

音声検索とは、スマホに向かって話しかけ、
調べたいことを検索する方法。

音声検索についてはGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleで
フィルタ等があったりするわけではないので、
このアクセスの中のどれが音声検索で、
どれがそうでないかを知るすべが今のところない。

参考:音声検索最適化(VSO)

さらにGoogleの中の人曰く、
音声検索フィルタにはまだまだかかりそうな雰囲気が漂っている。

つまり、どうしても音声検索の推移を知りたければ、推測するしかない。

音声検索の推定値を出してみる

具体的な方法として、音声検索っぽいキーワードで検索して来たクエリの推移をみる、
というものがある。

音声検索をする場合、よく5W1Hを含む疑問文を使う事が多いと言われる。
例えば「明日の鎌倉の天気は?」「」と言う様な。

そこでこういった疑問文に含まれそうなキーワードでフィルタしてみよう。

いつ → いつ
どこ → どこ
誰 → 誰 / だれ
何を → なに / 何
なぜ → なぜ / 何故 / なんで / 何で
どう → どうや / どうし / どうい / どんな / どのよう / どの様
教えて → 教えて / おしえて / ください / 下さい
近く → ここから / ちかい / 近い / ちかくの / 近くの

どうだろうか。
通常SEOで狙う「FX」とか「ダイエット」とか、
そういったキーワードとは違った、
文章としての検索キーワードに含まれそうなものを集めてみた。

また音声検索はローカル検索に相性が良いとも言われる。
中でもいますぐ近くのアレを探したいなどといった場合に使われる可能性がある。
例えば「ここから近い居酒屋は?」とかだ。
だから5W1Hではないが、上記には「近くの」系KWも入れておいた。

他方、疑問文であれば「~は?」で終わると思うが、
これはフィルタするのが難しい。

「は」以前の文字列が文章によって変わるし、
かと言って「は」で終わる文字列、と言う条件フィルタをすると、
「映画館 なは(那覇)」みたいなキーワードも拾ってしまうからだ。

Google Analyticsで音声検索っぽいキーワードを探してみよう

さて、上記のフィルタ用キーワードを使って具体的にどうするのか。
まずはGoogle Analyticsを開いて、

集客 > キャンペーン > オーガニック検索キーワード

を開く。
Google Analytics 01

ここでセグメントをモバイルに絞る。
Google Analytics 02
Google Analytics 03
音声検索はPCやタブレットではほぼ行われないから、ノイズをだいぶ削除できるはず。

ここで一旦、

1.モバイル経由の自然検索セッション
2.not provided / not set を含むセッション

を見ておく。

なぜか?
自然検索経由のキーワードの大半は今や「not provided」だ。
そして「not provided」の割合は日々増加している。
だから、逆に言えば閲覧する事のできる検索キーワードの数は日々減少している。
普通に音声検索(推定値)の数値を出してみても、
目減りしているようにしか見えない。

従って、上記の1.から2.を引いた数のうち、
音声検索(推定値)が何割だったかを見ないといけない。

と言う訳で。
次は全体の数値を確認できたら次は音声検索(推定値)を調べてみよう。

アドバンスフィルタをクリックし、
正規表現一致を選択し、ボックス内に以下をコピー&ペーストしよう。

いつ|どこ|誰|だれ|なに|何|なぜ|何故|なんで|何で|どうや|どうし|どうい|どんな|どのよう|どの様|教えて|おしえて|ください|下さい|ここから|ちかい|近い|ちかくの|近くの

Google Analytics 04
これで音声検索(推定)の数を計測できた。

もう一回注意点を強調しておくと、こういった検索キーワードベースの数値を出すなら必ず、

= 音声検索(推定値) / (自然検索セッション - 「not provided」関連セッション)

と言う形で「not provided」関連セッションを差っ引いておかないと、
目減りした数値の推移が出てしまうので注意。

さてここで出た数値で計算してみると、

= 100 / (10,000 - 8,000)
= 5%

という風に計算でき、その月の音声検索の割合は全体の5%だったと推定できる。

音声検索(推定値)の推移を算出してみると

さて、ではこれらの推移を月次で追ってみよう。
果たして音声検索(推定値)は増えているのだろうか?

まずGoogle Analyticsの右上のカレンダーで長期的な期間に設定。
その後、その下のエリアでデイリーではなくマンスリー(月)に変更する事も忘れずに。
Google Analytics 05

取りあえずデータの抽出は終わり。
プラス、知り合いに協力して貰い、知り合いのサイトのデータも複数集めた。

これで出てきたCSVを加工すると…
Google Analytics 06
見事に、「ちょっと増えてるかな」という数値が出てきた。
あくまで推定値なんだけど、いかにもそれっぽい推移。

あるいはデータの抽出条件が文章型検索キーワードだったので、
文章型検索キーワードが上昇傾向でした、、とも取れるけど。
その場合、本記事のタイトルは盛ってる事になる。笑

一応線形も出してみると、まあ微妙に上昇傾向が見て取れる。
Google Analytics 07

なお、お分かりだと思うが、
この計算に使う数値がそもそも小さければ、いわゆる誤差というやつになりかねないので、
あくまで推定値として見ておくべき。




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