Gif動画が盛り上がりそうな予感
古くからあるものの、ここ数年で多く見るようになったGIF動画。
Gif動画とは画像をつなげて数秒程度の短いループ動画にしたもの。
画質も悪ければ無音である。
動画という観点で見ればものすごく低質なコンテンツだ。
だがこのGif動画、最近非常に流行っている。
理由は簡単で、今のスマホの機能的にちょうどいいからである。
画像以上、動画未満と言った感じで。
表現の幅が広がるとして、SNSでここ数年よくシェアされるようになってきた。
さてそうなると当然、「Gif動画検索エンジン」なるものもいくつか存在している。
今回はGif動画の検索エンジンをいくつか紹介してみる。
Gif動画検索エンジン
Gif動画検索エンジンに共通する特徴がある。
それはGif動画につけられたハッシュタグを元にしたテキスト検索エンジンであること。
またそれ以上の複雑なアルゴリズムはほぼ存在しない。
今の時代のウェブらしく、ストック&フローで言えばフロー的。
登録日順にGif動画を並べる仕様が主流である。
登録された順にGif動画を見せ、一つ見せたらすぐ次のGif動画。
そしてまた次…とどんどんGif動画を流す。
Giphy
http://giphy.com/
世界でGif動画の検索エンジンと言えばまずこれ。
ウェブ上のクロール可能な場所からGif動画をインデックスする、文字通り検索エンジンである。
GiphyはGif動画コンテンツが玉石混合な出で立ちが、Imgurっぽい。
というか欧米風である。日本では流行らないだろうな…
さて、Giphyでの検索方法は、キーワードを打ち込むだけ。
またはカテゴリのタブをクリックすると、Gif動画の検索結果一覧が表示される。
GiphyはYoutubeのような複雑な動画のランキングアルゴリズムは恐らく使っていない。
検索キーワードを含むハッシュタグを持つ動画コンテンツが、登録日順に並ぶという感じだろう。
多分。知らないけど。
ちなみにGiphyの検索結果に表示されるGif動画コンテンツはなんとiframeで自分のサイトに埋め込み可能である。
こんな感じで。
Tumblr TV
https://www.tumblr.com/tv
Tumblrはサイト内でもGif動画を検索できる杞憂なプラットフォームである。
が、独立したページで、Gif動画検索サービスをほぼ同時にリリース。
それがこのTumblr TVである。
TumblrはもともとGif動画+ブログ、といったコンテンツを投稿する人が多いサイトである。
なのでTumblr内のGif動画だけでも十分コンテンツ量は多く、検索に耐えられる。
TumblrでSEOを行うならGif動画にハッシュタグを大量につければいいのではと言うぐらい。
(実際、見つけられてもすぐ次の動画に移られるだろうが)
Gif Gif
http://www.gif.gf/
2つのGIf動画のどちらかを選びクリックしていくというユニークなサービス。
MITのメディアラボが運営。
Vine
https://vine.co/
厳密にはGif形式ではない、6秒動画のマイクロビデオSNS。
Twitterがリリースしている。
こちらの検索エンジンは少しだけ性能が良い。
ハッシュタグではなく、動画キャプションやコメント欄からテキストを拾い、関連性に合わせてランキングが多少変動する。
Gif動画プラットフォーム
多数あるのだが、2015年10月にリリースされたばかりのinstagramの「ブーメラン」を。
Instagram Boomerang
iOS
https://itunes.apple.com/jp/app/boomerang-from-instagram/id1041596399?mt=8&ign-mpt=uo%3D4
Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.instagram.boomerang
こちらはGif動画を撮影から編集、アップロードまでできる。
またそのままインスタグラムに投稿できる。
なおインスタグラムもハッシュタグでGif動画を含めた画像を検索できるので、まあ検索エンジンのようなものである。